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プロレスこそものの上手なれ。

新日本を中心としたプロレスブログ。試合の迫力や選手の自己主張等、他のスポーツと違うプロレスの面白さをお伝えしていきます

武藤敬司 蝶野正洋 書籍:「生涯現役という生き方」プロレスラーの人生指南書


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 武藤と蝶野の三銃士が生きてきた歴史と行動の大切さ

トップレスラーとして1990年代から2010年頃まで、常にマット界の話題と闘いを独占してきた両者。2021年現在、蝶野はセミリタイア状態ですが、武藤は試合数こそ減少しましたが、現在も最高峰のベルトを狙える実力と人気を備えています。

武藤敬司の章」と「蝶野正洋」の章に分かれて、プロレスで生き抜いてきた、自信や葛藤から得た経験や教訓をエピソードを交えて話しています。

いいこと書いてあるなぁと思いますが、それぞれの性格もよく出てます(笑)

ですが、彼らを存分に知ってる人でないとあまり面白くはないかもしれません(笑)しかし、プロレスLOVEと黒い極悪バタフライの二人をよく知ってる人が読んだらもう無茶苦茶面白いし、当時を思い出すし、非常に読みごたえがあります!

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武藤敬司の章:俺のプロレスに人生に引退はない

武藤敬司には、とにかく前面にプロレスLOVE,俺はプロレスに人生を捧げているし、最高の自信を持っている。その中で、俺が学んだものが皆さんのお役に立てれば的な感じでストーリーが進んでいきます。

いちばんのターニングポイントになったこととして、

新日本プロレスを辞めて、全日本プロレスに移籍し、一国一城の主になったことを挙げています。

そして、全日本の社長になりますが、経営のイロハも知らず、飛び込み常に経営の難しさ、支払いの恐怖を感じていたことを話しています。

武藤が新日本を辞めた時は、本当に驚きました。天真爛漫、天邪鬼と言われていた(笑)武藤が人の上に立ってまとめるとは思えなかった。けれど、それ以上に、プロレスで一生食べていく、プロレスという仕事が天職だと確信していたのでしょう。

そして、武藤が辞めた、あの時期から、新日本のいわゆる暗黒期が始まったてしまったと言えるかもしれません。

その他にも、アメリカでのビジネススタイルがとてもフィットしたことや、武藤とムタの使い分けにも言及しており、非常に面白いです。

蝶野正洋の章:オンとオフがきっちりあってこそ輝くことができる

蝶野正洋の現在は、引退宣言をしていないだけで自身もこの先二度と試合をする気はないし、古傷からしてできる体調にはないと公言しています。

それもあって、現在は第二の人生を歩み、アパレルショップ・アリストトラストの社長です。それもあって、プロレスでの経験をベースにしながらも、ビジネスもプライベートも大切、仕事が全てじゃない、社会貢献活動等を含めた構成になっています。

武藤が膝なら、蝶野は、首の怪我が良く知られています。折角、苦労して奪取したIWGPヘビーのシングル王座を、首の大怪我により一度も防衛できずに返上しています。蝶野のIWGPヘビーシングル戴冠は、生涯を通じてこの一度きりです。

プロレスを一生の仕事とは考えておらず、自身の父親が仕事人間だったこともあり、40代前後からプロレスを離れた生き方や生活を模索していたことを話しています。

奥さんが外国人なので、自身がもしリング上で不慮の事故に遭ったときに、彼女を日本で独りには出来ないという優しさも垣間見えます。

蝶野は、黒に染まり狼群団を結成するまでは、本隊の選手会長もやっておりその時の苦労や、愚痴るだけで何も行動を起こさない選手たちをまとめるのがバカバカしくなったとも話していますが、一体それは、誰だったんでしょうか(笑)

闘魂三銃士はトリオ。ここに橋本真也がいたら・・

二人は、今は亡き、同期の橋本真也のことも話しています。三人がまだ頂上を目指していた頃、誰が新日本を出ていくかなぁ等、話したりしていました。

橋本がいたならば、この本は橋本も含めた共著になっていたことでしょう。

蝶野は、闘魂三銃士はお互いがライバルだけど、足を引っ張ることはしなかった。しかし、中西・永田・天山・小島の第三世代はお互いが足の引っ張り合い、特に中西学の足を三人が引っ張ってしまい、ブレイクのチャンスを彼らは逃したと興味深い話も聞けました。

読み終えて

武藤敬司は、現在もトレーニングを欠かさず、自身の代名詞である必殺技を封印しても、第一線でプロレス村で光り輝き続けています。

蝶野正洋は、解説者等でプロレス界に”ゲスト”として来たりしますが、現在の土壌は、芸能界であり、年末のガキ使のビンタは毎年、観ないとすっきりしません(笑)

彼等の生き方や歴史を聞いて、俺たちも何度も失敗してきた。失敗を恐れるな。俺たちもまだまだ輝き続けると、皆もがんばれ!と、力強く後押ししてくれるそんな一冊です。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。